プレピアノLab.とは?
かつて私はプレピアノレッスンは単なるピアノの小さい子バージョンだと思っていました。
でも今は「そうじゃない」と断言できます。
私がプレピアノレッスンを始めたのはリトミック研究センターの初級(3歳児指導)資格を取得した直後でした。
その後、1~5歳までのリトミックを勉強し、実際に2歳0か月からの生徒を持ち、そして今は2歳の娘へのレッスンを通して考えが大きく変わりました。
2歳からのプレピアノは「環境を整える」ということがとても重要です。
子どもがその環境に身を置くことで、興味を持ち、自ら学び、発見し、活動を通して習得していきます。
講師や親、大人は【子どもが自ら成長できる】環境を作っていく必要があります。
私はその環境作りのひとつとして、子どもの興味の先を考えた教具を作っています。
子どもの成長を身近で観察できる母親だからこそ気が付けたことはたくさんありました。
プレピアノLab.
【プレピアノLab.】というのはその名の通り、「プレピアノを研究するところ」です。
多くのピアノの先生がプレピアノレッスンをしていることと思います。
私も以前まではそうでしたが、
そのレッスン「これでいいかな?」となっていませんか?
レッスンにちゃんと「目的」はありますか?
ご家庭でできる「知育」部分が大半を占めていませんか?
ピアノ教室で行う意味があるレッスンをしなければいけません。
子育てママだからこそわかることがある
私はピアノ、リトミックの先生ですが、2019年8月に生まれた娘を育てる母親でもあります。
そしてその娘が2歳1か月になったときにプレピアノレッスンを開始しました。
「どんなことができるのかな?」という私の好奇心と、「ピアノ弾きたい!」という娘の好奇心ではじめました。
子どもの成長を1番身近に感じる母親だからこそ、
「今はこの時期」というのが分かり、
ピアノの先生だからこそ
「楽譜をよんだり、ピアノを弾くにはこの力が必要」というのが分かります。
この2つの事柄を合わせたものを教材として形に残し、娘にレッスンしています。
プレピアノLab.は「ねらい」や「気づき」を残す場所
プレピアノレッスン用の教材を作るときはいろんなことを考えて作っています。
- スモールステップで進めるか
- ほかのものと併用ができるか
- どんな成長を期待するか
- どんな内容なら子どもの興味をひくか
など、細部にわたり設計しています。
このサイトには、教具を作ったねらいと、実際に使ってみて、どんな様子だったか、またその時の娘の日常における特徴を残していきます。
そしてレッスンでの気づきも残していきます。
プレピアノレッスンに悩む方のサプリメントになるように
幼児のレッスンで悩んでいる方はいらっしゃると思います。
そして小学校入学前、特に2~3歳の子どもの成長はとても個人差があります。
なので「全員このステップですすめる」ということができません。
一人一人の今の成長にあったレッスンをしていく必要があります。
成長の個人差はありますが、各分野において、人間がうまれてから習得していくものの順番はある程度決まってきます。
その成長過程などもこのサイトで取り上げていこうと思っています。
「2歳児のレッスンを展開したいけれど、よくわからない。」
「プレピアノレッスンってどんなことができるの?」
「どう進めていけば子どもの興味を引き付けたままできるの?」
そんな疑問にこたえられる場となれればと思います。
画面の向こう側の方が、子どもたちの笑顔に囲まれることを願っています。
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